嫁サンバ

助産師を嫁にもつ夫の日常

誘発分娩 立ち合い出産 その②

誘発分娩 立ち合い出産 その②です。

 

その①の続きです。

 

oshaberitotto.hatenablog.com

 

 

11:00

 

採血のため、私は退出。

 

過去記事の通り、血が苦手です。

 

oshaberitotto.hatenablog.com

 

促進剤の点滴開始。

 

義母到着。心強い。

 

どうかなー、効くのかなー。

 

 

11:30

 

出血あり。

 

順調とのこと。

 

促進剤の効果が出てきたので、

 

増やすとのこと。

 

陣痛間隔は2分から3分に。

 

義母「まだまだそうだねー」

 

と言って一時帰宅。

 

えーーっ。

 

 

 

12:00

 

陣痛間隔は2分から3分。

 

その合間にちょっと寝息が。

 

眠れてる?

 

かなり辛そう。

 

個室に案内されてから写真にあるモニターが

 

つけられました。

 

 

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左の数値が胎児の心拍。

 

真ん中が陣痛間隔。

 

右の数値が痛みの度合い?を表わしているそうです。

 

右の数値が上がりはじめると腰をさすりました。

 

嫁が一番しんどいと思いますが、

 

腰をさする・押す方も結構な力を入れないといけないので

 

大変でした。

 

優しくさするものかと思っていましたが

 

強く押すほうが効果的でした。

 

12:30

 

嫁のお昼ご飯(病院食)が届く。

 

慌ただしかったので、「もうお昼か」とも

 

思ったが

 

疲労感からは「まだお昼か」とも思えた。

 

長い1日になるぞと覚悟。

 

 

戻ってきてくださった義母が

 

私に差し入れてくれたのは、牛丼。

 

ありがたいっす。

 

 

13:00

 

分娩室に移動。

 

ほんとうに歩かせるのか。

 

陣痛のタイミングで何度も立ち止まる。

 

いよいよかな。

 

14:00

 

内診。

 

まだまだ。

 

いきんではダメということで

 

呼吸法でいきみを逃がそうとするが

 

なかなかうまくいかず。

 

かなり辛そう。まだかいなー。

 

嫁がんば。

 

 

15:20

 

コブクロ「YELL」オルゴールver.が

 

かかっていると気づく。

※リクエストした訳ではない。

 

子宮口全開。

 

助産師さんからいきみOKの許可。

 

いきむ力で顔がうっ血。

 

がんばじゃ。

 

15:30

 

助産師さんにて人工破膜され、破水。

 

 

15:45

 

陣痛といきみのタイミングを掴んできた様子。

 

まず赤ちゃんの髪の毛が

 

医師・助産師「髪が長い!?笑」

 

嫁の遺伝です。笑

 

続いて頭。

 

体。

 

誕生。

 

 

陣痛開始の2時からと考えると約14時間。

 

「がんばったねーおめでとう。」

「すごいね。」

「ほんとに入ってたね。」

 

自然と涙がでました。感動。

 

血をたくさんみましたがアドレナリンが

 

出ててなんともない。

 

というより感動の方が勝りました。

 

立ち合いして本当によかったなと思いました。

 

 

子どもを授かった瞬間、

 

お腹が大きくなったなと思う瞬間、

 

お腹をさわって赤ちゃんが蹴っているのを感じた瞬間。

 

父親になるってどんなことだろうと思っていましたが。

 

誕生の瞬間に感じた気持ち、責任感、使命感を忘れずに、

 

嫁、娘と向き合って一緒に成長していくことで

 

父親になれるのかなと思いました。